22 津堂城山古墳(つどうしろやまこふん)

古市エリアの最も北部に位置する前方後円墳。
墳丘長は210m、後円部の高さは16.9mである。
1912年に後円部から埋葬施設が発見され、竪穴式石室たてあなしきせきしつの中に国内最大級の長持形石棺ながもちがたせっかんが納められていた。石室や石棺内からは、銅鏡、鉄製武具・武器、腕輪形石製品、装身具などが出土している。
墳丘は、幅の広い二重の濠と堤に囲まれている。
内側の濠の中には島状の高まりが造られており、3体の水鳥形埴輪が置かれていた。
築造時期は4世紀後半である。

所在地
藤井寺市津堂
アクセス情報
近鉄南大阪線「藤井寺」駅 北へ徒歩17分
写真等
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