29 中山塚古墳(なかやまづかこふん)

助太山古墳・八島塚古墳と並んで造られた方墳。墳丘長は50m、高さは8.5mである。
濠からは円筒埴輪が出土している。
築造時期は5世紀前半である。
中山塚古墳と八島塚古墳の間の濠からは、1978年に巨大な木製のそり、「修羅しゅら」がみつかった。修羅は、古墳を造る際に石棺などを運ぶために用いたと考えられるもので、大小2基が出土した。大きな修羅は大阪府立近つ飛鳥博物館、小さな修羅は藤井寺市立図書館で展示されている。

所在地
藤井寺市道明寺
アクセス情報
近鉄南大阪線「土師ノ里」駅 南へ徒歩6分
写真等
【閉じる】