百舌鳥エリアの中央部に位置する前方後円墳。 墳丘長は146m、後円部の高さは11.4mである。幅が広く、長さの短い前方部の形状が特徴的である。 墳丘からは円筒埴輪のほか、形象埴輪がみつかっている。築造時期は5世紀前半である。 昭和30年頃には宅地開発による破壊の危機にさらされたが、市民を中心とした保存運動によって破壊をまぬがれた。この古墳から出土した冑(かぶと)の埴輪は、堺市の文化財保護のシンボルになっている。