学術調査・研究

専門家との意見交換について

平成28年10月11日・12日に、ケース・ファン・ローイエン氏(オランダ文化遺産庁顧問)による視察と意見交換会を行いました。担当者の説明のもと、百舌鳥エリアの仁徳天皇陵古墳やニサンザイ古墳、古市古墳群の応神天皇陵古墳や仲姫命陵古墳などを視察した後、藤井寺市役所にて視察内容を踏まえた意見交換を行いました。
意見交換では、「資産そのものは良好な状態で保存されている。」といった評価のほか、「古墳が今まで残されてきたのは当たり前ではなく素晴らしいこと。」との意見をいただきました。

仁徳天皇陵古墳
仁徳天皇陵古墳
墓山古墳
墓山古墳

専門家との意見交換

平成26年10月16日に、クリストファー・ヤング氏(前イングリッシュ・ヘリテージ世界遺産・国際政策担当責任者)による視察と意見交換会を行いました。担当者の説明のもと、百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵古墳やニサンザイ古墳、古市古墳群の応神天皇陵古墳や仲姫命陵古墳などを視察した後、藤井寺市役所にて視察を踏まえた意見交換を行いました。
意見交換では、「墳丘がよく残っている」「顕著な普遍的価値をもつ資産であることは十分説明できる」といった評価のほか、「都市の中にあることから、将来的な景観保全の方針を示すことが重要」との意見をいただきました。

応神天皇陵古墳
応神天皇陵古墳
赤面山古墳
赤面山古墳

ユネスコ世界遺産登録推薦書の作成

推進本部会議では、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録をめざし、ユネスコ世界遺産センターへ提出する登録推薦書案の作成を進めています。 平成25年6月、登録推薦書原案がまとまりましたので、文化庁長官に提出しました。

推薦書原案提出の様子
日時 平成25年6月4日(火曜日) 午前11時
提出先 文化庁 近藤誠一長官
場所 文化庁長官室(東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 旧文部省庁舎5階)
提出者 大阪府副知事
堺市長
羽曳野市長
藤井寺市長
小西 禎一
竹山 修身
北川 嗣雄
國下 和男
推薦書原案(概要) 原案のダウンロードはこちら
PDF版

百舌鳥・古市古墳群 類似資産比較研究

ユネスコ世界遺産センターに提出する登録推薦書では、他の類似資産と比較した上で、百舌鳥・古市古墳群の「顕著な普遍的価値」を証明する必要があります。 そのため、百舌鳥・古市古墳群の類似資産と考えられる国内外の世界遺産について、価値評価の基準とその内容の分析・研究を行っています。

航空レーザ測量の実施

登録推薦書に添付する資産の平面図を作成するため、平成24年2月、百舌鳥・古市古墳群の構成資産候補となる古墳について、ヘリコプターからのレーザ測量を行いました。
レーザは1秒間で18万回発射、10~20センチ間隔の等高線による平面図を作成することができました。
天皇陵などについては、すでに大正末から昭和のはじめにかけて宮内省(当時)と帝室林野局(当時)が作成した測量図がありますが、当時の等高線は1~2メートル間隔だったため、今回の測量により、墳丘の細部がより明瞭になりました。このレーザ測量図は、申請いただくことで閲覧・複写などが可能です。
希望される場合は、下記の申請方法をご覧ください。

仁徳天皇陵古墳
応神天皇陵古墳
履中天皇陵古墳
ニサンザイ古墳
仲姫命陵古墳
仲哀天皇陵古墳
允恭天皇陵古墳

航空レーザ測量図利用承認の申請方法

「百舌鳥・古市古墳群航空レーザ測量図の利用承認取扱要綱」をご覧いただき、「百舌鳥・古市古墳群航空レーザ測量図利用承認申請書」に必要事項を記入の上、申請してください。
また、利用承認を受け、測量図を印刷物や映像等に掲載した場合は、その利用状況を報告してください。※利用承認の手続きについては、申請の受付後、約2週間程度かかります。

1) 百舌鳥・古市古墳群航空レーザ測量図の利用承認取扱要綱 ワード版 PDF版
2)百舌鳥・古市古墳群航空レーザ測量図利用承認申請書 ワード版 PDF版
3)百舌鳥・古市古墳群航空レーザ測量図利用状況報告書 ワード版 PDF版

申請・お問合せ先

百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議事務局あて
〒559-8555 大阪市住之江区南港北1-14-16 大阪府咲洲庁舎37階
電話 06-6210-9742

ユネスコ世界遺産委員会への参加

平成23年6月にフランス・パリのユネスコ本部で開催された「第35回ユネスコ世界遺産委員会」に参加し、審議の内容や傾向について情報収集するとともに、各国の関係者に対する百舌鳥・古市古墳群の魅力のPRや、フランスの世界遺産関係機関等への調査を行いました。

日時 平成23年6月19日から6月27日まで
訪 問 先 フランス ボルドー市、パリ市