粘土(ねんど)を焼いて作ったもので、筒形(つつがた)、家形、動物形などさまざまなものがあります。埴輪の中で一番多いのは筒形で円筒埴輪(えんとうはにわ)といいます。円筒埴輪はとなり同士がくっつくようにならべられていたので、人が古墳の神聖(しんせい)な場所に入れないようにする柵(さく)の役割(やくわり)もありました。
古墳には、前方後円墳のほかに、円形の円墳(えんぷん)、四角形の方墳(ほうふん)、帆立貝形墳(ほたてがいがたふん)など、いろいろな形があります。