百舌鳥・古市古墳群について、より深く学びたいときは、実際に古墳を訪れてみたり 、これから紹介するような博物館(はくぶつかん)・展示施設(てんじしせつ)に行ってみることがおすすめです。それぞれの博物館・展示施設には、百舌鳥・古市古墳群について詳しい学芸員(がくげいいん)さんがいるので、気になったことは質問してみましょう。
墓山古墳(はかやまこふん)やその陪塚(ばいづか)(大きな古墳の周りにあるやや規模の小さい古墳)の向墓山古墳(むこうはかやまこふん)のすぐそばにある展示室で、古市古墳群から見つかった埴輪や、峯ヶ塚古墳(みねがづかこふん)から見つかった豪華(ごうか)な副葬品(ふくそうひん)などを中心に展示してい ます。貴重な資料を身近な距離でじっくりとながめることができます(開館時間: 10:00~16:00 、 休み:土曜日・日曜日 、年末年始 )。
羽曳野市文化財展示室の展示の様子
左)峯ヶ塚古墳から出土した花形飾り
右)峯ヶ塚古墳から出土したガラス玉
古市古墳群で最初につくられた、津堂城山古墳(つどうしろやまこふん)について、分かりやすく学ぶことができます。この古墳から見つかった、石の棺(ひつぎ)のもけいなどが展示されています(開館時間: 9:00~16:00 、 休み: 年末年始)。
まほらしらやまにある石棺のもけい